『ソーシャル・マニュファクチャリング社会の構築(市民参加型リサイクル製品開発の促進と制度化)』山際 康之

<'11 ポリシー部門 環境グリーンニューディール政策提言 グリーンニューディール準優秀提言/震災復興の取り組みでの『新しい公共』のあり方提言受賞>


【概要】

 今後、携帯電話、デジカメ、家庭用ゲーム機など小型家電製品のリサイクル法が整備されていくなか、新回収ルートやリサイクル工場の整備は企業の負担となり、また、実証実験結果から市民の動機付けも難しい面がある(小型で捨てやすい)。そこで、市民が製品の分解、分別に参加するためのリサイクルしやすい製品開発(ソーシャル・マニュファクチャリング)の促進を企業に行い、自治体は現状の回収、リサイクルのインフラで適正処理を行なう。制度化により資源循環の推進が図れる。