『ひろめよう にこにこ プロジェクト G 』 地域交流会「にじのかい」(徳島)

<'07 ライフスタイル部門 市民が創る環境のまち元気大賞2007 特別受賞>

【概要】

上板町役場では、地球温暖化防止対策として、町内の建物の窓際の壁面をゴーヤで囲む「緑のカーテン」作りを行うプロジェクト『ひろめよう にこにこプロジェクト G』を推進。また、同地区の地域交流会「にじのかい」も、プロジェクト『ごーやくん がんばれ!』を立ち上げ、緑のカーテン事業を支援するとともに、町全体や隣接市町への普及啓発活動を行っている。

【受賞者コメント】

このたび受賞された活動は、どのような経緯から生まれたのか、お聞かせください。

2003年4月の行財政改革委員会で、冷暖房費の削減の提案があり、そこで「植物による緑の日よけ」を作り、極力エアコンを使用する時間を少なくしようという意見が一致したことで、「緑のカーテン」の取り組みとして『ひろめようにこにこプロジェクトG』がはじまりました。
ゴーヤを選んだ理由は、「ゆかりのまち提携」を結んでいる石垣市で有名なゴーヤを植えてみようということで話がまとまり、石垣市の協力もいただき、地域住民やボランティアの方々とともにゴーヤを育てています。
『ごーやくんがんばれ!』は、こうした役上板町役場の取り組みを応援したいという地域交流会の思いからスタートしています。

eco japan cup 2007への応募動機をお聞かせください。

「緑のカーテン」づくりを通して、町全体が一体となった地球温暖化防止の取り組みを広められれば、と思い応募しました。

環境活動によって地域を活性化させるポイントは、どのようなところにあるとお考えでしょうか。

行政とボランティアが協働できること、楽しく取り組めるところだと考えます。

今後の活動は、どのように展開させていこうとお考えですか。

プロジェクトによって、地球温暖化防止に対する町民の意識改革に繋げることができました。平成19年度は町内幼稚園・小・中学校・企業等15箇所で緑のカーテンを実施しました。平成20年度は町内企業・家庭で緑のカーテンコンテストを実施します。応募者には昨年の夏にとれた種を無料配布し、町民の環境問題に 対する意識のレベルアップを図っていきたいと考えます。