『自転車活用の推進による地球温暖化の抑止』 アーバンエコロジー東京(東京)

<'07 ライフスタイル部門 市民が創る環境のまち元気大賞2007 元気大賞 電通受賞>

【概要】

多くの自転車利用者のアイデアをまとめ、都心を楽しく安全に走るための情報を共有する「東京自転車グリーンマップ」を制作。また、「東京アースデイ自転車ライド」の実施などを通して、地球温暖化を抑止するために、自転車の活用を推進することで、不必要な自動車の使用を減らすためのさまざまな活動を推進中。

【受賞者コメント】

このたび受賞された活動は、どのような経緯から生まれたのか、お聞かせください。

日本政府の地球温暖化対策推進大綱では、自転車利用環境整備の推進が謳われているにもかかわらず、我が国では、諸外国に比べて自転車が安全に走行できる環境の整備が大変遅れています。そこで、自転車利用者のマナーを向上させ、自転車の社会的ステータスの向上させる取り組みが必要です。
自転車の活用推進による地球温暖化防止への取り組み。そのための1つのツールとして、都心で自転車により楽しく、より安全に乗ってもらうための「東京自転車グリーンマップ」の制作などの活動を推進しています。


eco japan cup 2007への応募動機をお聞かせください。

何かムーブメントを起こすには、まずその活動を知ってもらうことが大事です。eco japan cup 2007で取り上げてもらえることで、少しでも多くの方に私たちの活動を知ってもらえたら、と応募しました。

環境活動によって地域を活性化させるポイントは、どのようなところにあるとお考えでしょうか。

まずは誰にでも参加できて、かつ楽しい活動を展開することがポイントではないでしょうか。持続的にそうした活動を続けて行ければ、そこからまた新たな活動が生まれたり、より多くの人がエコに目覚めたりするのではないかと考えます。

今後の活動は、どのように展開させていこうとお考えですか。

より多くの方に「東京自転車グリーンマップ」を知ってもらい、情報の提供など、活動に参加していただけたら嬉しいです。また、他の団体等と横のつながり(ネットワーク)をつくり、互いのメリットを生かせる協働を進めていきたいと思います。