『小浜温泉水とその温泉熱を活用した、CO2削減「エコロ塩」作り』 建洋水産

<'10 ビジネス部門 環境ビジネス・ベンチャーオープン JP 地域共存ビジネス賞受賞>

【概要】

源泉温度105℃で熱量は世界一と言われる小浜温泉の温泉熱を太陽熱と併用して水分を蒸発させることで、海水から塩を取り出す。重油を燃やして水分を蒸発させる従来の製塩法では、CO2の排出量が食品の中では極めて多いが、この製塩法では温泉熱と太陽熱を用いることにより、CO2排出量削減を目指している。こうして製造した塩を用いて、「小浜温泉の宝石®」と呼ぶ「かん水」づくりに力を入れている。調味料として用いる食塩水で、火加減・水加減・塩加減を基本とする料理には欠かせない。この商品を、調味料にこだわりを持って「エコ」に取り組む消費者や商品の差別化を図ろうとする販売店などに販売していく。