『「朝セリ」の実施と若年層をターゲットにした魚の地産地消推進プロジェクト』石川中央魚市株式会社

'12 ビジネス部門 環境ビジネス・ベンチャーオープン JP地域共存ビジネス賞受賞>

【概要】

石川県漁業協同組合と連携し、平成20年より金沢市中央卸売市場で「朝セリ」を実施、朝セリを通って流通する魚を「石川の朝とれもん」と名づけ、新鮮でおいしい魚の地産地消という提案を通し、魚離れが顕著でありながらも食への意識が高い子育てファミリー層における新たな需要の開拓を行っている。またこの取組は、地産地消として地域内での流通体制を確立したことで、輸送にかかるCO2や冷蔵保管エネルギーを持続的に削減できることが利点である。

【受賞者インタビュー】

JP地域共存ビジネス賞を受賞された感想をお聞かせください。

予想外の受賞に大変驚いておりますが、これを励みとして、より一層の努力をしていきたいと思っております。

この事業に取組んだきっかけをお聞かせください。

消費者の魚離れに少しでも歯止めをかける為には何が出来るか、何が必要とされるかを考えた結果が、このプロジェクトを始めたきっかけになっております。

今後の事業の可能性や技術の優位性について、お考えをお聞かせください。

石川県産魚の地産地消より推進していき、鮮魚のみならず、加工品等の特産品化も図っていきたい。地産地消を推進していく事が、地場の漁業を活性化し、地域が繁栄するものと思っております。

御社の環境問題に関する取組みを教えてください。

魚箱等のリサイクル化や、量販店の納入する場合のリターナブルを考えておりますし、配送時の合理化等によるCO2の削減を考えております。

(2013年2月22日インタビュー)