『いのちのもり』jabami ーじゃばみー

'12 カルチャー部門 エコミュージック 準グランプリ受賞

【概要】

日本の森は人工林が多く、動物が生活をするには適さない。自然界の動物を守ることは、私たち人間を守ること。この作品はその事実を広く伝えるために生まれた。自然と人間が共存できる環境づくりのために、「力を貸してください」と歌うダイレクトな歌詞で、分かりやすい内容となっている。マリンバの音を使い、森や自然に生きる動物たちをよりイメージしやすく表現している。

【受賞者インタビュー】

受賞作品の制作に取り組んだきっかけをお聞かせください。

森林再生活動を行う日本熊森協会で友人が働いていることを知ったことがきっかけとなりました。取組もうと考えるよりも先に「この地球(ほし)で生きてるすべてのために」というフレーズが生まれ、1日でほぼできあがったものです。
 

受賞されたご感想をお聞かせください。

最終審査に参加されていた他の方々の演奏・世界観も大変すばらしかったので正直驚いています。また、これまで音楽活動を続けてきた中でこの作品がエコミュージックとして受け入れられたということ、これまで活動を支えて下さった多くの方々に良い報告ができたということを大変嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
 

エコミュージックの可能性は、どういうところにあるとお考えですか?

音楽には形がない、というところが最大の特徴であると考えます。制作段階でも太陽光など自然エネルギーを用いることができれば、インターネットが主流の現在ではほとんどエネルギーを用いることなく波及させることが可能です。誰でも、いつでも、どこでも聴こえる音楽がエコに対する曲であれば、自然と生活の一部にエコの考え方を根付かせることができると思います。
 

今後の創作活動やこれからの夢について、お聞かせください。

これまで「センチメンタル・リアリズム」をコンセプトに日常に起きる身近な事柄を取上げ曲作りに取組んでまいりましたので、今後も変わらず創作を続けて行きたい、その中で応援くださっている皆様に恩返ししていけるよう頑張りたいと思っております。夢は東京ドームで歌うこと(そのくらい多くの人にメッセージを届けられる人間になること)です。

(2013年2月22日インタビュー)