<'07 ビジネス部門 環境ビジネスアワード ハード部門受賞>
【概要】
シャープが太陽電池の研究を開始したのは、今から48年前の1959年。1963年には量産技術を確立。太陽光発電の普及拡大に伴い、2000年から太陽電池の生産シェアで7年連続して世界No.1。太陽光発電トップメーカーとして、太陽光発電のさらなる開発と普及に注力し、商品の省エネ設計による効果と合わせて温室効果ガスの削減を推進。また、結晶型太陽電池に加えて薄膜型太陽電池や集光型太陽光発電システムなど、多様な太陽電池の開発を展開中。
【受賞者コメント】
環境ビジネスアワードを受賞されたご感想をお聞かせください。
この度は、当社の太陽光発電事業を「eco japan cup 2007『環境ビジネスアワード』」にご選定いただき、ありがとうございました。1959年に他社に先駆けて研究を開始した当社のソーラー事業を、環境ビジネスに取り組もうとする方々や企業の目標となるモデルとして評価いただき、誠に光栄に存じます。
太陽光発電事業の、今後の事業展開をお聞かせください。
当社は主力の結晶シリコン太陽電池に加え、今後、太陽光発電の可能性を拡げる新しい技術として薄膜シリコン太陽電池と集光型太陽光発電システムの開発にも注力してまいります。
今後も太陽光発電のトップメーカーとして、太陽光発電を本格的に普及させることで温暖化防止に貢献するとともに、約半世紀にわたる蓄積をベースとして“持続可能なモノづくり”を実現するべく、新たな技術の開発に全力を挙げて取り組んでまいります。
受賞事業の他にも、環境への取り組みがありましたら教えてください。
当社は、中期ブランド目標に「環境先進企業」を掲げ、企業ビジョンとして「2010年 地球温暖化負荷ゼロ企業」を設定し、事業活動のあらゆる側面において環境活動を進めております。
工場の環境性能の向上や省エネ断トツ商品の創出はもとより、プラスチックの自己循環型リサイクル(新製品の部材に繰り返し再生利用)や化石資源の消費低減 技術の開発などにより“持続可能なモノづくり”をめざしております。また、「小学校環境教育」や「シャープの森づくり」を国内外で推進するなど、“持続可 能な社会構築”にも率先して取り組んでおります。