『場所文化レストラン「とかちの・・・」オープン −「場所文化イチバ」の実現に向けてのファーストステップ− 』 場所文化フォーラム(東京 / 十勝)

<'07 ライフスタイル部門 市民が創る環境のまち元気大賞2007 元気大賞受賞>

【概要】

大都市と地方の新たな関係を築き、持続可能な国づくりを実現するために、地方の元気を取り戻し、真に豊かな国を構築するプロジェクトとして場所文化レストラン「とかちの・・・」を東京・丸の内にオープン。単なる飲食店にとどまらず、地方と都市の新たな交流を創出する拠点となり、さらに他地域や複数地を束ねた場所文化イチバの実現へと展開中。

【受賞者コメント】

このたび元気大賞を受賞された活動は、どのような経緯から生まれたのか、お聞かせください。

従来の優劣を競う地域間競争から脱却し、大都市と地方の新たな関係を築かなければ持続可能な国づくりは成し得ない。そこで、地域を元気にし、日本を活性化していく都市と地方の循環モデルを、お金の質を支えた形で作り上げていきたい、という思いから生まれました。

eco japan cup 2007への応募動機をお聞かせください。

友人からの助言がきっかけとなりましたが、eco japan cup 2007へ応募することで、我々の活動を整理し、広く発信できる好機と思い、応募しました。

環境活動によって地域を活性化させるポイントは、どのようなところにあるとお考えでしょうか。

地域の元気の源は、自然との営みであり、その営みへの感謝の気持ちが伝わることで、地域が誇りを持つことができます。そして、自然への営みが深まるとともに、そこへ都市の住民も能動的に関わることが重要だと思います。

今後の活動は、どのように展開させていこうとお考えですか。

“地方の元気”を都市がいただき、その感謝を“お金”と“人”との交流・循環という形で地方に戻していく持続可能な新たな社会モデルの構築をさらに進めていくために、日本各地を巻き込んだ「場所文化イチバ」構想の具体化を急ぎたいと考えています。