『たびんちゅう』 サリーケイ

<'07 カルチャー部門 エコミュージック グランプリ受賞>

【概要】

人から見た地球、地球から見た人を歌詞の中に表現するとともに、エレクトロニカなリズム音と三拍子のクラシカルなワルツを融合し、過去、現在、未来、という太陽系を表現。子供から大人まで親しみやすいメロディーと歌詞にすることで、環境への前向きな取り組みを喚起させることに期待。

【受賞者コメント】

『たびんちゅう』の制作に取り組まれたきっかけをお聞かせください。

些細な言葉が人を傷つけたり、ちょっとした行動が、人を救ったりする。それは、何も人と人の間に限ったことではありません。
風が、空が美しいと思ったことはないだろうか。単純なことかもしれない、時が経てば忘れてしまうでしょう。でも、今こうして自分がいるのも、周りの自然、友達、地球という星の存在があるから。その感謝の気持ちを歌にしようと思いました。


eco japan cup 2007への応募動機をお聞かせください。

普段の生活で、エコに取り組むことも大事であるが、自分のエコに対する考え方を知ってもらいたいし、また他の方のエコの取り組みも知ってみたいと思いました。コンテストというよりも、その取り組みを発表できる場だと思って応募しました。

エコミュージックの可能性は、どのようなところにあるとお考えでしょうか。

音楽は耳を通して、感覚的に入ってくるもの。そこに生まれた感動、癒される気持ちは、自然と口ずさんだり、周りに広がっていきます。友達、恋人、親、子供 へ・・・・。その広がりは未知なる可能性があります。地球を救うという前に、人間自身が変わらなければ解決しません。「させられ的」なものではなく、自然 に発する音楽の感動が、そのままエコ生活に繋がると私は思います。

今後、創作活動をどのように発展させていきたいとお考えでしょうか。

賞をいただいたことで、企業や他の部門の方のエコに対する取り組みを、直に会って話す機会がもてました。いろいろな部門の方と協力し合うことで、もっと大きな力、地球を救う新たな解決策も生まれると思います。評価されたということは、すごく光栄なことであり、よりエコに取り組む一つの責任にもなると考えます。私は今、燃えています。