『自然の常識』 楯  惠太

<'08 カルチャー部門 エコミュージック 審査員応援受賞>

【概要】

「自然を守ることを常識にしよう」というアイデアから生まれた、9歳の小学生によるメッセージ。太鼓と歌のみのシンプルな構成は「自然も人も、一つの生命。それを感じるシンプルな歌を作りたかった」という思いから。みんなが手を叩き、みんなで歌う。そして自然と心が一つになることで、“自然を守る意識”を作り上げていくことにつなげる。「生き物として当たり前な感覚」に呼びかける作品。

【受賞者コメント】

受賞作品の制作に取り組んだきっかけをお聞かせください。

小学一年生の時に、環境問題について作文を書くことがあって、お母さんにインターネットでいろいろ調べ てもらいました。そのときに富士山の昔と今を比べる写真があって、すごくショックを受けて、その時初めて地球温暖化という問題を知りました。何とかこうい う問題をみんなに知ってもらいたい、何かしなくちゃと思っていました。この曲は、小さいときから詩を書いていて、それを初めて自分で曲にしてアースデーと いうイベントで歌ったものです。お母さんにこのコンテストの事を教えてもらい、みんなにもっと知ってもらえるといいなと思い、お父さんにも手伝ってもらっ て曲をさらに改造して応募しました。

これからの夢はなんですか?

この曲はラップ調ですが、僕はピアノを小さいときからやっているので、これからは環境についての音楽をピアノでもっと作っていろいろなところで発表したいと思います。このコンテストで賞をいただいたのはその一歩なので、これからすごく楽しみです。
何かを批判するのは好きじゃないけど、地球のみんな、子どもや生きものやそして宇宙のもの全てに何かを呼びかけたいと思います。
夏にみんなで屋久島に行ったんですが、その時写真を撮ってそれに音楽を付けた作品もありますので良かったら聞いてください。


http://homepage3.nifty.com/greenman/
http://www.myspace.com/scgreenman