『エネルギー地産地消モデルを構築するバイオエタノール生産ビジネスモデル』 日本環境設計株式会社

<'08 ビジネス部門 環境ビジネス・ベンチャーオープン 三井住友銀行受賞>

【概要】

廃棄量の約90%が焼却処理されCO2の排出源になっている繊維廃棄物から、バイオエタノールを生産する基盤技術の開発に成功した。この成果を用いて、愛媛県内に繊維廃棄物からバイオエタノールを生産するリサイクルプラントを建設。地場の繊維メーカーや染色加工会社、組合などが参画し市民から廃棄された衣類や繊維メーカーや染色加工会社などから廃棄された繊維くずなどを原料としたバイオエタノールを生産。生産されたバイオエタノールは、地場工場のエネルギーとして利用するプランを展開している。循環型社会の形成を推進するうえで必要なリサイクルプロセスを地場で構築することで、CO2排出削減に貢献するとともに、省エネルギーやエコブランドを付加することで地場産業の活性化を図る「エネルギー地産地消モデル」の実現が期待されている。