『CO2排出権付商品』 株式会社ローソン

<'08 ビジネス部門 環境ビジネスアワード ソフト部門受賞>

【概要】

お客さまにとって身近な存在であるコンビニエンスストアとして、日々の生活の中でできる環境活動を提案していくことがローソンの役割であると考え、開発したものの一つが「CO2排出権付商品」です。
商品にCO2排出権を付けることにより、お客さまは商品を購入するだけで自分の排出したCO2の一部をオフセットする(埋め合わせる)ことができます。途上国のCO2削減事業で創出された排出権をローソンと各商品メーカーの負担により取得し、販売数量に応じて日本政府の償却口座にお客さまの削減として移転(寄付)することで、日本そして世界のCO2削減につながります。
日本コカ・コーラ株式会社と協働で開発した飲料2品をはじめ、電池や文房具など20種類以上の商品を全国約8600店舗で販売したことなどにより、CO2約5,000トンが削減できました。


【受賞者コメント】

環境ビジネスアワードを受賞された感想をお聞かせください。

選考委員のみなさまをはじめ、多くの方々から「CO2排出権付商品」という今までにないサービスを認めていただいたのは非常にうれしく、名誉なことだと思っております。皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

受賞事業の今後の展開と抱負をお聞かせください。

これからも商品を購入するだけでCO2を削減できる商品の販売を継続することにより、社会的なムーブメントにつなげてまいりたいと考えております。

御社の環境問題に関する取り組みを教えてください。

マチのお客さまにとって身近な存在であるコンビニエンスストアとして、お客さまと一緒に環境保全の取り組みを推進していきたいと考え、店舗のレジ横のローソン「緑の募金」を活用した国内外の緑化活動、レジ袋や割り箸の削減を目的とした「ケータイ運動」などを推進しております。