<'09 カルチャー部門 エココミュニケーション 審査員応援賞受賞>
【概要】
互いの捕食関係だけでなく、複雑な生態系のバランスの上に成り立つ生き物の世界を表現したポスターは、生き物の種類によって一枚一枚を切り取れるトランプとなっており、「切り取る」という行為によって、さまざまな理由で多くの生物が姿を消している現状も表現。ポスターでもあり、玩具(トランプ)でもある新しい形のツール。
【受賞者コメント】
受賞作品の制作に取り組んだきっかけをお聞かせください。
この作品は、d-labo/環境省 共催 d-log.015シリーズ「生物多様性セミナー」オープニングイベントとして2008年5月3日~5月6日に“d-labo”特設会場 東京ミッドタウン ミッドタウンタワー7階で開催された展示会「若手アートディレクターが考える生物多様性とわたしたちのくらし」の作品として制作されたものです。
今後のエココミュニケーションの可能性についてお聞かせください。
大きなことを一人でやることはできないので各々が自分にできることから始めていくしかないと思っています。
また継続するためにも、職能の中でできることが見つけることが重要だと思います。私はデザイナーなので普段の生活の中でできることにプラスして、デザイナーとして何ができるかを考えています。
受賞の感想をお聞かせください。
このような場で作品を発表できる機会をいただき、多くの方に作品を見てもらえたことがとてもうれしいです。
今後の作品づくりについての展開をお聞かせください。
この作品だけでなく、もっと多くの作品をつくり発表していきたいです。
またデザイナーとして社会を良くすることや、世の中を楽しくすることに関われる仕事や機会があれば、積極的に関わっていきたいと思います。